橋梁技術論文の日本語規定 ホーム
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本内容は、橋梁関係の技術論文や報告書などを書く際の、日本語の表記方法についてまとめたものです。
各項目ごとに、参考図書を掲載していますが、それらをもとに独自の考えにのっとって記述した箇所もあります。
本規定が、文書を書くときに役立てれば幸いです。また、内容についてお気づきの点やご意見をこちらまで頂ければ幸いです。
なお、本内容に関する責任は、一切負いかねますので予めご了承ください。
目次
かな・漢字使い分け
カタカナの伸ばし(ー)
読点「、」の表記
並列表記
括弧の表記
■ かな・漢字使い分け
    参考図書: 『論文・レポートの文書作法』古郡延治
    『道路橋示方書』日本道路協会
原 則
  • 文書中の漢字含有率は一般的に30%とされている。ただし技術論文はそれより多くなる。
  • 文書内で、同一用語の表記を変えない。
    例)「取引」「取引き」「取り引き」
  • 「かな」の原則(以下は「漢字」は不可の例です)
    1. 形式名詞(筈、事、為、際、所、様、時、物、、、
    2. ある種の副詞(これ迄、全く、却って、最も、更に、共に、勿論、既に、確かに、成程、例えば、或いは、若しくは、又は、幾つかは、今、、、
    3. ただし漢字がokの副詞(必ず、少し、大いに、互いに、次いで、実に、、、
    4. 接尾語や助詞(等、達、位、程、、、
    5. 接続詞(即ち、従って、尚、但し、、、
    6. 形容詞、形容動詞(面白い、好い、良い、無い、様々、綺麗、、、

一般用語の一覧
不可 不可
および 及び 〜にあたり 〜に当たり
さらに 更に 〜くらい 〜位
したがって 従って 〜すること 〜する事
すでに 既に 〜ごとに 〜毎に
すべて 全て 〜しやすい 〜し易い
ただし 但し 〜のため 〜の為
たとえば 例えば 〜について 〜に付いて
とくに 特に 〜できる 〜出来る
なお 〜とおり 〜通り
はじめに 始めに、初めに 〜のとき 〜の時
または 又は 〜のほうが 〜の方が
まったく 全く 〜のほかに 〜の他に


〜にもとづき 〜に基づき


〜がよい 〜が良い


〜のように 〜の様に
十分 充分

個所 箇所、ヶ所

エンジニア エンジニヤ



橋梁用語の一覧
  • 下表の「可」「不可」はかな・漢字の使い分けや、日本語・英語の使い方などから規定となります。
  • 「推奨」「非推奨」は送りがなの違いや、数字・漢字数字の使い分けのため絶対的ではありませんが、『道路橋示方書』での表記を推奨としています。
不可 推奨 非推奨
橋梁 橋りょう 引張 引っ張り
支承 片持版 片持ち版
単純ばり 単純梁 割増し係数 割り増し係数、割増係数
主げた、横げた、床げた 主桁、横桁、床桁 重ね合わせ 重合せ
橋げた、合成げた 橋桁、合成桁 断面二次モーメント 断面2次モーメント
Iげた
二次部材、二軸応力 2次部材、2軸応力
鈑げた 鈑桁 継手 継ぎ手
基礎ぐい 基礎杭

せん断 セン断

ひずみ 歪み

トルシア形ボルト トルシャ形ボルト

腹板 ウェブ

みぞ型鋼 チャンネル、溝型鋼

横構 ラテラル

鉄筋コンクリート床版 RC床版

鋼床版 鋼床板

デッキプレート デッキ


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