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橋脚の耐震補強工法

■「吹付けモルタル工法」の開発

 開発チーム内では、新しい補強工法としてどのような工法が有効か、さまざまな実験を行って検討した。それまでの橋脚耐震補強と言えば、鉄筋を巻いてコンクリートで固める(コンクリート巻立て工法)か、鉄板を巻く(鋼板巻立て工法)という方法が通常だった。

 開発チームでは「鋼板巻立て工法などは必ずしも施工性が良いわけではない。では、鋼板巻立て工法と同等以上の補強効果があり、現場でいかに簡単に施工できるかをテーマにして開発を進めよう!」と考え付いたのだ。そこで開発したのが「吹付けモルタルによる耐震補強工法」である。この方法は、既存の柱に帯鉄筋を巻き、吹付けモルタルで固定するもので、新しい材料を使っていない非常にシンプルなものである。

鋼板巻き+無収縮
モルタル注入工法
RC巻立て工法 炭素繊維(+吹付けモルタル)工法 高張力筋吹付けモルタル工法


■橋脚補強の手順
1.鉄筋ガイドの設置 2.補強鉄筋の配置 3.カプラー継手
エポキシ注入
■橋脚の面取部に鉄筋を配置するためのガイドを設置する ■鉄筋ガイドを介して補強鉄筋を配置する

■本供試体における補強鉄筋は6cmピッチで配筋
■カプラー継手の注入口よりエポキシ樹脂を注入してカプラーを固定する

■補強鉄筋の継手はフレアー溶接でも可能


4.吹付け厚さ
管理ガイドの設置
5.ssタイトの設置 6.シーラー塗布

■鉄筋ガイドを介して、モルタル吹付け厚さを管理する鋼製ガイドを設置する

■モルタル厚さ管理ガイド上にSSタイトを設置する

■SSタイトはモルタル吹付け後に除去し、モルタルに置き換える

■橋脚表面にはけを用いてシーラーを塗布する

■塗布の目的は、吹付けモルタルの水分が吸収されることを避けるため



7.モルタル吹付け
(1層目)
8.1層吹付け後荒均し 9.ビニロンメッシュ塗布

■鉄筋ガイドを介して、モルタル吹付け厚さを管理する鋼製ガイドを設置する

■補強鉄筋がモルタルで覆われる厚さ(仕上がり厚の1/2程度)で金ごてによる荒均しを行う


■荒均し後、モルタル表面にビニロンメッシュを塗布する

■橋脚の大変形時のモルタル剥落防止を目的とする



10.モルタル吹付け
(2層目)
11.金ごて仕上げ 12.養生剤塗布

■ビニロンメッシュを塗布した後、2層目の吹付けを行う

■2層目の吹付け後、吹付け面を仕上げる

■金ごて仕上げ後に、モルタル表面に養生剤を塗布する

■必要に応じて、金ごて仕上げと養生剤の塗布を繰り返す



13.吹付け作業終了後
■本作業終了後、SSタイト部のモルタル充填を実施する


■多くの実績が示す工法の信頼性

 JR総研からお墨付きを頂いたこの独自工法は、これまでに多くの実績を積んできた。他社の各補強工法と比べても、当社は1、2を争う実績数を誇っている。この中から、2つの事例を紹介しよう。

 1つ目は、泉北高速鉄道の補強工事。これまでに、鉄道高架橋の橋脚160本余りを補強している。97年から毎年工事を担当させて頂けるのは、やはり技術に対して信頼して頂いているからだろう。


ラーメンブロック区間

単独柱区間

 2つ目は、東名高速道路鶴見川橋脚である。これは壁式の橋脚であり、当初は「段落とし部」の曲げ補強を炭素繊維シートを用いて実施する計画であった。

補強前

補強後


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